日曜日の昼、運転のものと一緒に刈谷方面の
不動産物件確認に出かけたが、ちょうど食事時の時間帯
ついでの途中に、高浜のある店に立ち寄ることにした
ときどき利用することのあるこの店は、いつも多忙で
時には入場制もあるため、前もって電話を入れておいた
昼過ぎともあって駐車場はほぼ満車状態であったが
奥につづく中庭の二台ほどのスペースに車を停めることができた
人気を呼ぶこの店の造りは、そこらに在るありきたりの店ではない
すべてが古びた田舎風の納屋のような造りとなっているのだ
その中に在る、調度品や造作仕様も何もかもがレトロ調
昔懐かしいその雰囲気で、心身ともに癒されてしまう処である
その外観は、これまた懐かしい、昔、何処かで見たような情景だ
足が自然とそこに向かっていき、建物の中に引き込まれてしまう
その入口にある、古い倉庫のような重い木の引き戸をくぐると
薄暗い土間があり、その床には所どころに瓦やレンガが敷きこまれている
回廊のような天井には。煤けて黒光りする太くて大きな柱と
その壁にはワラを混ぜ込んだ土壁が分厚く塗りこまれ本格的な田舎普請の造りだ
奥に歩くと、昔風のおおきな釜戸がみえ、骨董やガラス瓶が無造作に置かれている
黒格子の仕切り板のコーナーには、自然木を削ったテーブルと椅子のセットがある
その店の名は〝温古舎”
オーナーシェフにその一角を案内された
当日お薦めの、初ガツオを多用したマリネ風のスパゲティー
何も言ってないのに、なぜかビールが運ばれてきて会話が弾むと
イベリコ豚の燻製が出てくるや、シェフとっておきのワインまでも、、
オーナーシェフとも、その親父とも付き合いは長い
壁際の、あるコーナーにはピアノもあり時々演奏会も開かれるようだ
著名人も集まり定期的な文化交流がおこなわれる場所でもある
第34期目標を達成し、無事決算を終えたクレストンホーム
心新たに、5月1日より第35期を迎えスタートさせた
5月2日火曜午後に、全社員が本社三階に集結し
新年度事業目標の、掲揚、確認と決起大会を開催した
併せて、前年度に活躍した営業の成績表彰が行われ
全員の前で、社長より表彰状と金一封が贈呈された
一年を四半期と各半期に分け、さらに年間優秀者を表彰する
成績の上位者は、毎年の如く一団となって顔を連ねながら
各期を通じて安定した成績をキープしている
しかし、最近の営業部における傾向は
全体的にレベルアップし、他の営業マンもトップ集団に僅差という成績で
追随、伴走している
ランナーでいえば同じコーナーを数メートル差で追ってる状況だ
会社全体をけん引する、営業部門の平均値の上昇は
総じて、会社全体の戦力の増大、増長を更新しているといえよう
野球の球団での、常勝チームの条件を備えていることにも通じている
「人は何かを売って生きている」、、とは
西洋の哲学者のことわざであった記憶があるが
ものを売るための2大要素として「商品力」と「営業力」があり
業種やマーケットにより差異はあるが、営業力がより重要と考えられている
クレストンホームも、売れる商品の提供に全力をあげ取り組み
商品力の向上を図っていかねばならない
そして、お客さまが、「現実に購入することができる住まい」を
真剣に考えることである
モデル展示場に数多く鎮座する超豪華・大型・高価の
現実離れした建物を見るとき、身を引いてしまうのはなぜか?
クレストンホームでは、それらを打破したより現実的なマイホームのご提供を図るべく
近日中に、ハイクオリティーでコストパフォーマンスを兼ね兼ね備えた新商品の発売を予定
それと同時進行で、住宅展示場出展計画での着工準備がすすんでいる
関係者の間ではいま、ひそかに注目を集めているようだ
長いGWも終盤となる土曜日の五日
仕事がらみのスケジュールのため、一泊二日の行程で
飛騨高山・鈴蘭高原へ行くことになった
標高1300mの鈴蘭高原は、真夏でも26℃を越えることのない別荘地
下界の煩雑さを忘却させ、煩悩をも払しょくさせる不思議な異空間である
この日の天候は、カラッと眩しい五月晴れ
渋滞を避け中央道中津川から下りR41に入った
そこから上流の支線に分かれ、高原を目指して螺旋状の坂道をひたすら上る
白樺やカラ松に囲まれた中に別荘が点在するのが見えてくると
急に視界が広がる高原に出た。鈴蘭高原である
すると、眼前に北アルプス連峰の壮大な大パノラマが現れた
そこには、紺碧の空をバックに白い雪をかぶった御岳や乗鞍などの連峰が浮かんでいるのだ
その迫力と素晴らしい景観に思わず息をのんでしまった、、、
【御嶽山と乗鞍岳。その左手向こうに槍ヶ岳が覘いている北アルプス連峰の山々】
春真っ最中の、鮮やかな新緑に囲まれた鈴蘭高原は
白樺やカラ松の自然林の中で、たくさんの鶯が鳴き静かな別荘地の雰囲気を醸しだしている
その夜、一日のスケジュールの全行程を終えたあと宿で温泉に浸り
山菜を主とした自然食や、アマゴのお刺身や焼き物などの美味しい料理に舌鼓を打った
空気の、これまた美味しい静かな環境の中熟睡し、日曜の昼前に無事帰社した
現地では多くのスタッフの方々に、真心のこもったおもてなしをして戴いた
ありがとう、、感謝、感謝
いよいよ大型連休が始まった
新東名高速を走った友人はいま静岡に居て
混雑具合を聞いてみると、「道も広くて快適!
スイスイと走ることができたよ!」とのこと
しかし、サービスエリア(SA)は人気で、駿河湾沼津や
浜松SAなどクルマが多かったようだ
GWをどう過ごすか?過ごし方は人それぞれ
日頃から出歩かない人も、この連休を利用して帰郷したり
友達に会いに行ったりと日本列島の交流が活発となって
景気回復にとってもプラスとなるだろう
一方、この連休をマイホーム探しの旅 ?と
位置付ける人も多い
この長い休みの間に、のんびりと家さがしも悪くないもの
普段は回れない色々な現場に足を運び
実際の建物や、その土地の環境などを
つぶさに観察してみるのもいいだろう
現場に行ってみなけらば分からない
いろいとな発見があるに違いない
クレストンホームでも、多くの販売現場に営業マンが待機し
お客さまのお越しを心からお待ちしている
いま、数多くの完成物件や、工事中現場を見ることができる
とくに工事途中の現場では、完成品と違い基礎や柱の躯体を
観察することができる絶好の機会でもある
壁を張ったり、クロスを貼ったりしていて
外からしか見ることができない完成品とは異なり
その造りの中身や実態を確認することができるのだ
わが社では、積極的に裸のままの工事途中の建てものを
お客さまに見てもらって、作り手の職人気質や心意気などを
知ってもらうことにしている
手抜きなどの無い真心工事を心がけて
この休み期間も、動ける現場では多くの職人がはたらいている
マイホームの「住活」、、、
ぜひ、この機会を捉えて思いっきり納得のいく
住活をされては如何でしょう
21日土曜日静岡に出張した
所属する住宅団体の24年度総会の出席であった
AM11時、名古屋駅から新幹線で新富士駅へ
普段は利用することのない各駅停車のこだま
昼前の車中で駅弁を食べながらの、のんびり気分も
なかなか情緒があって捨てたもんじゃない
駅北にある「ふじさんめっせ」までタクシーでOneメーターだ
この日、あいにくのうす曇りで富士山の姿見は出来なかった
会場は、名古屋でいえば吹上ホールのようなイベントホール
各建材メーカー出展や、縫いぐるみパンダなどで
子供連れが多かった
14時からの会議は18時に終了し場所を移動しての懇親会は
20時過ぎに無時終了し、帰路に付いた
当社専務も外国出張中で、この週末帰国する予定
約一週間の行程のヨーロッパ研修は
BRITISH AIRWAYSで成田からヒースローに直行便
日程を消化しながらミラノやバルセロナ等を巡る
住宅業界にイノベーションを興そうとする岡崎富夢氏を先頭に
多くの志ある者が集ってのヨーロッパ研修
外国の文化の産物に直接触れながら、街々の建築物などまわり
デザインやコンセプトなど考察するというもの
ヨーロッパの歴史は、ある意味住まいの歴史ともいえる
異文化の中に根差した、住まいの合理的なカタチに造詣を深める
その意義は大きく、貴重で学ぶことは少なくない
これらの体験などを、今後の住宅づくりのヒントに活かしながら
斬新なイノベーションを発信し続けてくれることを
心から期待したい