爽やかな天候に恵まれ、夜空にぽっかりと
大きなお月様が浮かんでいる。
十五夜(中秋の名月)には15個のお団子と、
その年田畑で採れた野菜や果物など供えて
収穫を感謝する習わしである。
十五夜の楽しみ方は色々。
縁側にススキやコスモスを活け、
お月見だんごに里芋、豆などお供えして
月を愛でるという行事は まことに風流。
田舎では、子供たちが民家を訪ね歩いては、
軒先のお供え物を頂いて回るという風習も。
縁側など少ない現在にあっては、
この日ばかりは窓際に食卓を移動して、
ススキとお供え物の前で月を眺めながら
食事を楽しむのも一つ。
この時ばかり部屋の照明を落としたり、
余裕があれば 照明を和紙で囲ったりして
ほのかな明かりの中で月を眺める、、。
そんなキッチンの風景も魅力的である。
クレストンホームの屋上庭園にあっては、
屋上の庭園にお月見セットを飾りつけ、
真上に見えるお月様の、満月の明りの下で
食事などしながらその喜びに浸るなど、
至極風流なもの、であるという他ない。