全国の業界営業マンにとり緊張の日。
年に一度の宅地建物取引士試験の日だ。
受験者は、指定された試験会場で、
午後1時から3時まで二時間の孤軍奮闘。
この資格は、仕事に携わる者として必須のもの。
以前の称号は宅地建物取引主任者であったが、
法律改正によって、宅地建物取引士となった。
「宅地建物取引士」免許は信用信頼の証しだ。
ただ、五十問の四者択一式のこの試験問題は
相当に難解で、合格率は15%前後と低く、
毎回落第の憂き目を見る受験者は少なくない。
因みに、
2015年の合格点は31問で合格率は15,4%。
今年もそれ以上の解答がなければ合格は無理だ。
行く手を拒む見えない壁の存在に気づき、
それを自ら打ち破る。
その経験が一つの契機となり、
仕事の幅も徐々に広がっていくのだ!
ただ健闘を祈るのみ。