2016/05/21
2016.05.21
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NHKテレビを観ていて独特なチャイムが鳴ると
「どこだ?」と緊張し、身構えてしまう。
耐震性のある家に安心して住みたい気持ちは皆おなじ。

先の熊本地震により調査に入った日本建築学会の
京都大学五十田博教授らの調査チームの報告では
色々な問題点が浮かびあがってきた。

耐震基準では、旧耐震といわれる1981年以前と、
それ以降に出来た新耐震基準があり中身は違う。
新基準は、 地震による建物の倒壊防止だけでなく、
建物内の人間の安全を確保することに主眼がおかれた。
旧基準の「震度5程度の地震に耐えうる住宅」の規定は、
新基準では『震度6強以上の地震で倒れない住宅』
と変わった。

しかし、先の熊本地震での限定エリアの調査から、
2000年以降の木造住宅でも全壊した家が多かったという。
調査チームによると、
全壊した建物には何らかの設計上の配慮不足や施工ミスで、
金物の留めつけに本来よりも細いくぎが使われていたり、
壁量の許容応力度計算の壁量より少ないケースがあった。
比較的地震に強いとされるツーバイフォー工法住宅にも
被害が見られたという。
なかでも五十田教授は、
「構造合板を張った建物が大きな被害を受けている印象はない、、」
と構造合板の使用価値を高く評価する点は注目に値する。

いずれにしても、
建築基準法は最低基準で、ぎりぎりという認識をもち、
それ以上の対応をするもの、と考えた方がよいだろう。

2016/05/16
2016.05.16
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新緑眩しい五月の季節となって、
サツキ花も一層鮮やかさを増している。

そんな中で今月二回も和歌山に行った。
会社関係の会葬や法要などの所用であり、
遊びとは無縁の公務であった。
お陰でブログ更新もままならぬ中、
読者から近況のお尋ねなどがあったりした。
ともあれ、日々の業務にまい進しながら、
毎日を無事過ごしている状況である。
一か月の中で、豊田市に行く回数は多い。
そのエリアで分譲現地が多いこともあり、
より多くの情報交換や商談があってのこと。
クルマで、 東名豊田東JCTを通りぬけ、
新東名との接続点を過ぎて松平ICで降りる。

豊田市にある業者さんとのお付き合いは長い。
永年の実績の中で累計取引額も相当なもの。
お互いに手土産の交換は儀式のうちの一つ。
先方が用意したもので帰り際に頂く
「松平饅頭」は美味しいお饅頭だ。
事前予約しないと手に入らない代物らしく、
会社でお分けし、お茶でのひと時はうれしい。
こうした積み重ねが新ら関係を醸成し、
更なる商談に弾みがつくというもの。
長きにわたる関係もこうした積み重ねの上にある。
御持て成しの心づかいの中に和みを感じてしまう。
こちらから持参するお土産は、
福砂屋のカステラが定番となっている。