2014/04/26
2014.04.26
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もう一つ、「すまい給付金」も今回の増税対策で創設された
うれしい制度である。
「住宅ローン減税」が住宅ローン額が大きいケースを対象とするのに対し
より広い層への措置として作られたのが「住まい給付金」。

これは2014年4月~17年12月までの間は、
消費税率8%時には年収510万円以下、
10%になった場合には775万円以下の
住宅購入世帯に給付される予定。
この制度にも一定の要件があり、
① 住宅の所有者が不動産登記上の持ち分保有者である。
② 住宅の居住者が住民票で取得した住宅への居住が確認できる。
③ 住宅ローンを利用しない場合のみ、年齢が50歳以上で
収入額の目安が650万円以下となっている。

申請には、
取得者が住宅の引き渡し後に申請書に必要書類を添付し
「すまい給付金申請窓口」へ持参するか、
給付金事務局への郵送が原則となっているため
忘れることのないよう注意が必要したいものである。
国土交通省には「住まい給付金」の専用ページがあって
住宅取得時の適用消費税率や、住宅ローンの利用の有無、年収
持分の割合、扶養家族の人数を入れるだけで
大まかな給付金額が分かるシミュレーションシステムが搭載されている。
そこでより詳しい活用法が理解できるようになっているから必見だ。