ユニクロ(UNIQLO)の服や製品を好んで着る人を
総じてユニクラーとも呼ぶようだ。
長く、その一員を自認してやまない私は、
八勝通店にて二枚のシャツとジャケットを購入した。
先般、朝の時間が無い中で新シャツを下した。
グレーのストライプ地に、黒無地のネクタイで決め、
心持ちも軽く、新緑の中を颯爽と出社した。
所要があり、昼過ぎ会社近くの三菱東京UFJ銀行へ。
待合室のソファーに腰掛けて座っていると、
後ろの婦人から、「こんなこと言ってすみません、、」
と肩を叩いてきた。
「はい」と振り向くと
「恐れ入ります、首筋にタグが付いていますが、、」
直感で、サイズのLシールが付いていることを思った。
「すみません、有難うございます。」
すぐさま手を回し、シールを剝して一件落着。
以前にも同じような失敗があった。
あるゴルフ会に出た時、同じ組のメンバーから
「なんか付いているよ」。
見るとズボンの片方に縦にL文字のロングシールが。
一同の視線が一点に集まったことは言うまでもない。
幸い、ショットした直後で良かったものの
その前だと、球はどこに消えたかと冷や汗ものであった。
ユニクラーは、商品宣伝にも一役買っているといえるが、
今後とも、新品にはシールの剥し忘れに充分注意が必要だ。