マイホームを取得に欠かせない銀行の住宅ローン。
そのローン貸出しの金利競争が始まった、、!?
金融機関の間では新規顧客の獲得競争によって
住宅ローン金利の引き下げ競争が起きているようだ。
三メガ銀行ひとつ、みずほ銀行では10日から
2年間固定の金利(最優遇)を年0,95%から0,55に引き下げた。
これに対抗して、今度は三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行も、
31日までに3年間固定金利を0,75%に引き下げた。
いずれも変動金利を下回る水準となっている状況。
これらメガ銀行による2~3年固定の金利引き下げは
3月までの期間限定の措置としているが
今後の獲得競争次第では、さらに低下することも予想される。
これらは4月の税引き上げを控えて動く、駆け込み需要での
個人のお客の受け皿を狙っているとも、、。
先行して始めたみずほ銀行によると、
新規借り入れの3分の1程度が2年固定を選択しているという。
そのベースにあるのは、景気の上向き基調。
加えて、政府・与党による、住宅ローン減税の拡充など
購入者に向けた負担軽減策などの後押し政策も要因という。
これからの、底堅い需要の継続が見込まれることも反映しながら
一層の金利引き下げ競争もあるかもしれない。
金利低下は、住宅を考える者にとっては強力な援軍となるに違いない、
更なる購入環境の向上を期待し、歓迎したい。