去る19日
『悠々自適セミナー』での分科会発表は無事終了した
シニア層を対象にした
「これからの住まいづくりの考え方」について
まず、シニア層とは何かについて、人口ピラミッドの人口動態から
その主流の団塊世代と密接にかかわっていることを説明しつつ
はなしを進めていった
シニア層のライフスタイルの変化は、
「子の独立」と「定年退職・リタイア」という二つの外的環境変化が
住まいとのかかわりの中でどうなるのかをテーマにしたもの。
それによる
「子供世帯を身近に感じる暮らし」
「夫婦の時間を有意義に使う暮らし」のライフスタイルについて話した
隣居や近居、育孫(いくまご)など、目新しい単語では
詳しく話を進めていった。
なかには熱心にメモを取る姿も目に入った。
なかでも、特に震災が起きたことによって
子供世帯との同居や近居を希望する割合が多くなっていて
親世帯では、子世代と近く同士で住みたいとする願望は女性ほど高く
家族を中心に安心を求める傾向が強くなっているようだ
親世代の定年退職といった、外的変化要因の対応では
余生の時間の有効な使い方の準備として
早くから二人の間で話を進めておく必要性を説いた
会社プレゼンを含め約80分間の時間を
定員いっぱいのルームで、多くの方が熱心に耳を傾けてくれて
感謝に堪えない
セミナーは無事に終了した