ローン金利の基準となる長期金利が
20日に0,1%台を付けた。
この金利低下を受け、住宅ローンの貸出金利は
過去最低を更新中。
大手五行が2月に適用する住宅ローンは、
主力の10年固定型の最優遇金利は全0,05%引き下げ、
過去最低の年1,10%とする方針。
三菱東京UFJは固定型の15年も0,1%、20年も0,15%
それぞれ下げる。 変動型は0,775で据え置くものの、
三菱東京UFJの最低金利更新は2か月連続という。
みずほ銀行も現行の固定1,15%を過去最低の1,1%に、
三井住友信託銀行の10年固定も1月に0,9%に下げる。
他の大手銀行もそれぞれ追随する見通しで、
各行の金利引き下げ競争が一段と激しくなっている。
日銀による住宅ローン金利から調達コストを差し引いた
採算性の試算では、 14年4月時点で1,12%となり、
各行の採算は一段と悪化している可能性が高いため、
各行では経費の削減などが課題となってきているとも。
ローン金利低下は、利用者にとってはフォローの風。
大歓迎すべき素晴らしいニュースに違いない。