名古屋気象台から桜の開花宣言がでた。
それにしても満開までには程遠い。
ことしは例年比べ遅めの発表となったが、
開花が平年通りに咲くためには、
冬の期間の一定の寒さが必要とのこと。
今冬の暖冬の後での⒉3月の低温もあって、
〝休眠打破”が鈍くなったのが要因という。
外的要因による眠りからの目覚めの遅れ、
結果、満開の時期が遅くなった由。
750本のソメイヨシノが咲く鶴舞公園も、
今年は満開まであと10日ほどかかり、
花見のピークは4月上旬の予想である。
日本の春の到来に欠かせない桜。
咲き誇る花に引き寄せられ、人は癒される。
その美しさは冬の寒さがあってこそこそであり、
尚さらに人々に感動を覚えさせてくれる。
〝休眠打破”の意味するものは、
寒さに耐えたことでより美しく咲くことで、
桜の鑑賞の心構えも変えてしまいそうだ。